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時代が人を 人が時代を

社会問題
09 /13 2018
年表で団塊の世代も高校生まで来ました・ここでまた団塊の世代のことを振り返るとその親の世代は戦前の教育を受け、生活してきたのが敗戦により考え方を180度変えなければならない、でも体には戦前の生活が染みついているその矛盾に相当戸惑ったはずです。そして子供が生まれた。自分が何もわからない民主主義なるもので子育てしなければならない。家では「フロ、メシ、ネル」と言うだけの父親、学校では戦前の學校教育を当たり前にしてきた先生が急に民主的になれるわけがありません。当然団塊の世代の私たちに大小はあれど影響を及ぼしているはずです。古い価値観を持ちながら新しもの好き性格はやっぱり団塊の世代の特徴でしょう。そして戦前の価値観を否定しなければ生きていけなかった親の遺伝子を引き継いで自分たちの世代にとっての既成の価値観を否定する性分も団塊の世代の特徴でしょう。また1955年に始まった「神武景気」から高度成長期に入っていきます。少しづつ豊かになって実感はありました。でも当時の大学進学率20%(今は55%ぐらい)です。私の例で言えば中学校卒業者30名のうち高校に進学したものが10名、大学進学者3名当時私の周りの大人の常識として「下手に大学いってムダ金使うより今働いて稼いでもらうほどいい」いう考えがありました。中学校で入学以来成績トップを守り通した女子生徒も大学に進学しませんでした。だから全共闘=団塊の世代ではないのです。だから団塊の世代の代表は全共闘ではないのです。=ちょと確認はしていないんですが私の記憶では60年安保闘争のとき、時の総理大臣岸信介氏がデモ隊が世論の代表ではない。「声なき声」(だって後楽園球場満員じゃないか)に耳を傾けると言ったとか=それと同じことがこの団塊の世代論にもあります。マスコミは華やかな絵になる部分を追い求めますから、全共闘運動などに注目しますがそれが団塊の世代を代表したものではありません。ただいろんな人たちが自分の思いや歴史を語ることで団塊の世代全体像が見えてくる。後の世代に伝えておくべきことが見えてくるのではないでしょうか。
次は高校生活なんですけどほとんど記憶に残っていません。「高校3年生」という歌が流行ったぐらいと第18回オリンピック 東京大会」があったという記憶ぐらいです。ただ人数の多さに圧倒された記憶はあります。確か一クラス54名で7クラスほどあったと思います。通学に1時間かかる山間地の小心な高校生はただ黙々と日常生活こなしていくという生活でした。それでも当時「4当/5落」と言われた受験戦争はやってきます。
年表
1963年 ケネディ大統領暗殺される
1964年 オリンピック 東京大会開催(これで一流国入りを果たしたとみなされる)
    ベトナム戦争始まる(後の学生の反戦運動の象徴になる)
1965年 日韓基本条約調印
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グッチー

昨年古希を迎えました。人生も終盤。学生時代の言葉で言えばそろそろ人生の「総括」と何か新しい自分を発見するためブログを始めました